栗城史多さん ご冥福をお祈りします
こんにちは。約一年ぶりの投稿です。
色々ありまして、一年間更新できませんでした。
・・・というのは嘘で、単に書かなかっただけなんですけど、一年ぶりに過去記事を見てみると、その当時の心境などが書かれていて「日記代わりになるな~~」と思い、再度続けることにしました。
そんな記念すべき再開後初のテーマは「ご冥福をお祈りします」です。
なんとも再開にふさわしくないタイトルですが、今日はこのことを書かずにはいられません。
なんと私の大好きな登山家の「栗城史多」(くりき のぶかず)さんがエベレスト登山中に亡くなってしまったのです。
栗城さんはニート登山家など
と呼ばれ、約10年ほど前からメディアへの露出があり、私も当時は色々なテレビ番組で見たものです。
栗城さんは大学の登山部に入り登山に目覚め、その後登山家として活躍するのですが、体もそんなに大きくなく、「どこにでもいる普通の兄ちゃん」という風貌ながら、単独無酸素登山を志すチャレンジャーでもありました。
そんな栗城さんは2012年のエベレスト登山で手の指を9本失うことになります。
このニュースを知った時、「命だけでも助かってよかった。もう登山は諦めて平穏に暮らしてほしい」と思ったものです。しかし栗木さんはリハビリを続け、チャレンジを再開します。しかし、その後もエベレスト登頂は失敗の連続でした。
単独無酸素ということ
から、この様な事態になることを心配していましたが、昨日訃報を聞き「遂にこの日が来たか。。。」というのが率直な感想でした。
昨日夕方のニュースでも報じられていましたが、なんともやるせない気持ちです。
そのニュースの中で彼の父が「息子は大好きな山で死ねてきっと満足している。街中で交通事故などで死ぬことより、大好きなエベレストで死ねて幸せな人生だった。」という趣旨のコメントをしていました。ぐっときました。
きっとご家族の方はこういった日が来ることを覚悟していたんでしょうね。
とはいえまだ僅か35歳の息子を亡くしながらも気丈にこのようなコメントを発する心境を考えるとなんとも
いたたまれません。
今は彼が安らかに眠りにつくことをただただ祈るばかりです。